ヤンキー

ウチの近くにあるコンビには週末になるとヤンキーの溜まり場になるのである。
駐車場では騒ぎ、ミニバイクで競争したり。
ココは平地で、真っ直ぐな道が多い。

オレはたまにたばこが切れたら夜中であろうとかまわず買いに出かける。

とある週末の日。
いつものようにタバコが切れたのでコンビニで買い
店を出たときに、たむろしていたヤンキーのガキが話し掛けてきた。

ガキA『オジサン、ニコチン頂戴よ〜。』

どう見ても、15か16くらいのガキである。

オレ『兄ちゃん、未成年やろ？』関西弁で（笑）

ガキA『だからなに？早くクレ。』

オレ『ほしいんやったら、自分で買えや。』

なんだかんだ言ってると、別のガキが話し掛けてきた。

ガキB『オジサン、関西の人なんスか？』

オレ『そうや。なんでや？』

ガキB『関西弁好きなんスよ』

オレ『へえー。なんで？』

ガキB『漫才とか、吉本とか大好きなんスよ。テレビは欠かさず見るんスよ。だから、関西弁を生で見ると感動するんス。』

この辺では関西人が余程珍しいみたいだな・・。

ガキB『オジサン、漫才できるんスか？』

おいおい、どうして関東の人間は関西人全てが漫才師と決め付けるんだ。。

オレ『いや、オレは普通の人や。』

ガキB『そうっスかぁ。じゃあ、大阪のことは詳しいんスか？』

オレ『ああ、地元やからなー。』

ガキB『大阪の話ししてほしいっスよ。』

オレ『ああ、また今度な。』

ガキB『今教えてほしいっス。』

・・・。なんてワガママなんだ。オレは、帰って寝るってのに。

オレ『明日、仕事やからまた今度話したるわ。』

ガキB『絶対っスよ！約束っスよ！』

と、その場はなんとか逃げたものの、それ以来
彼達がいる時間帯には行かなくなった（笑）

ヤンキーとたむろしてる姿を会社の奴に見られたらとんでもない事だ。（笑）

まぁ、悪い子達ではないのだが・・。